神道的生活〜神道とは生きることと見つけたり

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

陰謀論や都市伝説は政治をも動かすという危険性

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 新型コロナウイルスの影響で活気づいているのは、都市伝説や陰謀論を語る人たちの界隈。代表的なものはQanonのサポーター気取りの人間ですかね。

 

 

私は陰謀論は否定しません。裏で金持ちたちがコソコソやってるのは事実でしょうから。人は理想の為に動き、お金と力があればそれを使って理想を達成しようとするのは当たり前なのです。

ですがその陰謀論の中にはデタラメや単なるこじつけが入っていることがほとんど。特に最近の陰謀論者(さらに言えばQのサポーター)のオツムの質が低すぎて、陰謀論ではなく妄想論になってしまっている気があります。

 

この都市伝説や陰謀論は、新型コロナウイルスの危機によって急速に広まっています。

その質が悪い言説も。 

 

残念ながら、その質の低い陰謀論を説く人や真に受ける人の多くが有権者なのです。

有権者とは「選挙で投票できる人、選挙に出れる人」のことで、彼らがいわゆる世論を形成しています。

 

となれば、今主流のQanon系の陰謀論者の意見が政治を左右する可能性が。

 

今回は、陰謀論は政治に影響を与えるから、日本を好きな人は気を付けて彼らの動向をチェックしてくださいね、という記事。

 

 

政治と陰謀論(都市伝説)は同じような考え方だった?

政治における世論と、陰謀論や都市伝説の構造は似ています。

その共通点は「思い込み」「希望的観測」において、その「無責任さ」ゆえに、「真実ではない事」を信じてしまう。

そんな共通点があるからこそ、政治に陰謀論が影響する可能性が高いのです。

 

 

そもそも、陰謀論や都市伝説に夢中になる人の心理とはどういったものなのでしょうか。

 

人々は、何か良くない事があれば責任の所在をさがします。

これは私見ですが、「良くない事」を根本的に考えると、自身の境遇や生い立ちへの不満、コンプレックスなど、自分自身に関する事が多い気がします。

 

そしてその裏に何かの偶然があれば、自分にとっての不都合な真実と結びつけて、「自分だけの事実」を作るのです。

そしてその自分だけの真実は、またさらに違う「自分だけの真実」を作り出す。

他人の「自分だけの真実」と結びついていく。

 

例えば、自分の境遇の悪さを「何か大きな権力が動いている、この社会構造のせい」と考えると、そこから「その大きな権力が何か悪い事をしている・・・人身売買をしている・・・」などと次々と新たな真実が生まれてくるのです。

 

つまり、自分の気に入らない事や都合の悪いことを陰謀論に関連付けて考えるということですね。

 

この都市伝説や陰謀論の考え方は、政治における世論の形成と同じ構造なのです。

 

私たちはしばしば、何か良くないことがあればそれを政治家のせいにしたがると、米ヴァンダービルト大学のラリー・バーテルス教授(政治学)は言う。政治家が何もできないことについても、政治家のせいにしたがる。

「何かが起きると、それが良いことでも悪いことでも、そうなったことに政府の政策がどう影響したかはっきり理解しないまま、闇雲に政府をほめたり責めたりする人は多い」

引用:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47275005

 

何かの出来事の責任の所在を他人に求めている、いわば他力本願的な考え方。こういった点で、政治の世論のなりたちと陰謀論は似ているというわけです。

 

また、「無責任さ」という点も政治と陰謀論に共通する点のひとつ。

 

ほとんどの人にとって、政治に関する事実関係を正確に把握する必要などないのだ。自分の1票は政府の政策を変えたりしないので。「政治についてたとえ自分の考えが間違っていても、自分は困らないからだ」とバーテルス教授は言う。

 

『やりすぎ都市伝説』で有名になった関さんの決め台詞の「信じるか信じないかはあなた次第」という言葉。これは陰謀論における「無責任さ」の象徴ではないでしょうか。

 

自分の考えが当たっても外れても、責任はないですもんね。。。

陰謀論ツイッターで軽々しく発信している人が「あなたに全権を与えるので、あなたの考えに沿って政策を作ってください。ただしあなたの決定に1億2000万の日本人の命と生活がかかっていますよ」と総理に言われたら。おそらく彼の考えた最強の陰謀論はすぐに引っ込めると思います。

 

 

 

陰謀論や都市伝説は暴走する

陰謀論や都市伝説と言われているものの中にも、真実に近いものや、真実ではないけど的を得ているものもあります。

ただし、そのほとんどは偽物の情報を発信している人が多いのです。

 

なぜなら陰謀論や都市伝説は真実から手を離れ、暴走していくという傾向があるからです。

 

陰謀論が暴走していくとはどういうことでしょうか?

 

例えばAさんが「○○大統領が昨日××と言った」という情報を流したとします。

それを受けたBさんが「△という俳優と仲のいい○○大統領が、昨日××と言った」。

そしてそれを見たCさんが「○○大統領が、仲がいい△の便宜を図るために××と言った」と情報を流す。

 

このように、最初の事実に尾ひれがついて情報がどんどん変わっていってしまうことがある。陰謀論はこのような情報の暴走がおきやすいのです。

 

陰謀論や都市伝説のひとつの魅力として、その人の不満を責任転嫁できることであると述べました。つまり都市伝説テラーに多いのが、「不満」や「無知」を知らず知らずのうちに情報に盛り込み、自分好みの情報を作るのです。

 例えば自分の経済力に不満を持っている人が「○○大統領が××と言った」と言う情報を「△の為に○○大統領が××と言った」と解釈するのは、金持ちに自分の不満をぶつけたいという欲求の為かもしれません。

 

このようにして、自分に都合のいい陰謀論がたくさん作り上げられるとどうなるか。

 

そして最も共感を得られる陰謀論が生き残り、それが多くの人に語られる。

多くの人がいうことは「真実」になる。

 

ですが、政治の世界に「真実」でない情報が影響力を持ったらどうなるでしょうか。

日本はWW2後に痛い目を見ているのではないですか??

 

 

陰謀論は、意図的に作られ利用される可能性がある

大事な事は何回も言います。

陰謀論の多くが、人々の「不満」から出ています。

 

自分の不満の原因を人のせいにしたい、現実逃避したい、とにかく叩いて安心感を得たい・・・などの欲求から陰謀論は作られるのです。

 

そしてこれは得てして政治に使われやすい。

マーケティングいらずだからね。

 

「不満」というニーズがそこにある。

あとはその不満の矛先をどこに向けるか。

その矛先をうまく自分の政敵に向けることが出来れば・・・と考える人も多いはずです。

 

 

 実際にもうすでにその傾向はみられる訳で。

 

 

足元をくだらないものにすくわれないように、我々も情報を精査しなければなりません。