神道的生活〜神道とは生きることと見つけたり

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

神ながらの道ってどういうこと?神道の概念を3つご紹介します!

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日本の伝統的な宗教と言えば「神道」と言われていますね。

ですが、「神道」と言う言葉は、日本発祥ではないんです。

 

いやね、神道の考え方自体は日本が独自に育んできたものですよ?

でもその考え方や概念を説明する言葉がなかった。

その理由は、日本人にとって神道的な考え方が当たり前だったので、わざわざ名前を付けるほどではなかったんですね。

仏教や道教をはじめとする外来宗教が入ってきて、あたりまえだと思っていた自分たちの信仰の他にも、たくさんの信仰があることを日本人は知る事になります。

 

で、名前を付けなければいけないと。

その時に、中国大陸の道教から「神道」と名付けたということですね。

 

さて、神道は「神ながらの道」と言われています。

今回は「神ながらの道」の意味を3つご紹介していきます。

 

「神ながらの道」の3つの意味

 

神への道(Way To KAMI)

 

我々がイメージする儀式や祈り、祝詞奏上などのことを指します。

大きな範囲でいえば仏教の修行や、悟りを目指すこともその中に入るでしょう。

「神様になりたーーい」と考えてなにやらするのも神への道の考え方の一つですね。

 

そこにある霊性や神聖なものに対して、「奉る」「神に近づく」など我々が働きかけることこそが「神への道」という考え方なのです。

神からの道(Way From KAMI)

神道には「ムスビ」という概念があります。

物事の結びつきが新しいものを創造していくという考え方です。

 

その結びつきをどんどんさかのぼっていくと、行きつく先は「神」になるんですね。

神様からどんどん色々なものが生まれていって、今の私たちの世界があると。

 

つまり神様と私たちのつながりと言うことができるでしょう。

こういった考え方が「神からの道」という考え方になります。

神との道(Way With KAMI)

神を感じて(信じて)生きること、神と共にいきること。

それが「神との道」という考え方になります。

 

この「神との道」と言う考え方を突き詰めた人に、親鸞という有名なお坊さんがいます。浄土真宗を作った人ですね。

ちなみに彼が信じたのは阿弥陀仏であり、神様と言うと怒られるかもしれませんが(笑)

彼は「何があってもどんな人でも、阿弥陀仏様は絶対に救ってくれる」と信じ抜いて生きた人。

どんな時でも信仰と一緒に生きたということで、「神(仏)との道」を究めた人と言うことが出来るのです。

 

また、日本人特有の「自然と調和して生きる」という感覚もこれにあたります。

 

この3つの道の意味がすべて混ざり合って「神道」という考え方になる

「神への道」「神からの道」「神との道」の3つの道のどれが正しいのか。

こういった疑問は当然のことながらあるかもしれません。

 

ですが、「神道」とはこの3つの道すべてを内包した考え方なのです。

そしてその考え方は、おそらく日本人の意識の根底にあるのではないでしょうか。

 

我々が立ち返るのは、最終的にはこの3つの道では無いかと考えています。

 

 

参考文献:『神道スピリチュアリティ鎌田東二