神道的生活〜神道とは生きることと見つけたり

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

家族や大切な人への一番の孝行は「無事でいること」

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親兄弟や大切な仲間と離れて暮らしている人も多い事と思います。

かく言う私もそうでして、年に数回しか親に会うことが出来ません。

 

「老親を故郷においていて心苦しいなぁ」って思っているときに出会った話で、非常に共感できたのでシェアしようと思います。

 

きっと兄弟ってのは、家族ってのは生きてるってただそれだけ聞けたら充分なのかもしれないよ

 

この言葉に出会えて、少し心が楽になったのです。

 

兄弟・家族とは?を考えさせられたエピソード

 

昔むかし、明治時代よりの江戸時代の話。

片田舎のある悪ガキのストーリーです。

その悪ガキは幼いころに両親を亡くし、親戚の家に引き取られて育てられていました。

 

普通なら「引き取られた親戚にいじめられて~」と話が展開するところですが、その家の長男が出来た人で、その悪ガキを愛情込めて世話をしたそうです。

その甲斐あって、その悪ガキも長男には心を開くようになりました。

 

数年がたち、腕っぷしが強かった悪ガキは大人になりました。

そして名誉を求めて江戸に旅立ちました。

 

一方親戚の長男は、強盗に目を傷つけられて失明してしまっていました。

それにも関わらず、長男は大人になった悪ガキを送り出す際に「手紙、寄越せよな」と一言。

 

それから毎月、悪ガキから手紙が届くと言います。

 

その長男が病気で亡くなってからも毎月。

 

文字も何も書かれていない白紙の手紙が。

 

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その長男の母は、兄の墓前で語ります。

「手紙でも相も変わらず無口で頑固な兄弟だけどね。

目が見えないあの人には何か見えたのか。

あの兄弟には言葉なんかなくても伝わるものがあったのか。

いや、きっと兄弟ってのは、家族ってのは生きてるってただそれだけ聞けたら充分なのかもしれないよ。」

 

この話は『銀魂』の薔薇ガキ編の最終シーン(土方十四郎とその兄のエピソード)です

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実はこの話は、銀魂のバラガキ編のワンシーンのお話です。

原作の漫画だと42巻(第三百六十五訓~第三百七十訓)

アニメなら244話から247話

です。

もしよければ見てみてねハァト

 

無事を知らせる事はまず初めの親孝行・子孝行

きっと兄弟ってのは、家族ってのは生きてるってただそれだけ聞けたら充分なのかもしれないよ

銀魂』バラガキ編より 原作:空知英秋

 

この言葉に共感する人も多いのではないでしょうか。

 

自分の親であれ子供であれ、大切な人を想うときに「あいつ元気でやってんのかな?」「病気とか怪我とかしてないかな?」とまずは浮かべるでしょう。

誤解を恐れずにいえば、「あいつ楽しんでるかな?」なんて想う人は少数派ではないでしょうか。

 

実は、中国の孔子も同じようなことを言っているんです。

 

子曰く、父母は唯其の疾を之れ憂う。

論語』より引用

 

これは孟武伯という人が「親孝行とはなんですかね」と孔子に尋ねたアンサーです。 

現代語訳にすると、

「父母は、あなたが病気になっていないかだけを気にかけているのです」

ということです。

 

孔子が言いたかったことは、「あなたの無事を大切な人に見せてあげることが親孝行、子孝行なんですよ」ということ。

 

親は子供に、金持ちになったりきれいな嫁さん捕まえたりとかを望んでいません。

子供も自分の親に対して、若返ったり杉本彩のような美魔女になってほしいとか望まないでしょう。

 

別に人生が特別楽しくなくてもいいんです。

 

「無事に生きてさえいれば」それでいいんです。

 

兄弟や家族とは、そういうものなのかもしれません。