神道的生活〜神道とは生きることと見つけたり

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

鳥居にも種類がある?名称や構造などを解説!

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地図上で、神社を表すこのマーク。

皆さんご存知の鳥居ですね。

 

日本に住んでいる我々にはなじみ深いので自然に町の風景として認識していますが、

外国人にとっては非常に新鮮かつ奇妙で不思議なものに見えるようで。

まぁよくよく見たら独特の形をしていますしね。

 

今回は、この鳥居がすごいと思ったことを書きます。

 

 

鳥居は聖と俗を空間的に分ける結界

 

まず、神社にとって鳥居とは何かという基本的な事から。

鳥居とは、神聖な場所と俗世間を空間的・精神的に分ける門としての役割を果たしています。

 

ちなみに神社の中に鳥居がたくさんあるときもありますよね。

 

 

鳥居の構造!実は画期的な発明だった??

 

鳥居って実は画期的な発明品だったと思うのです。

それをお分かりいただくためにまずは鳥居の構造を見てみましょう。

 

鳥居の構造と部位の名称

 

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画像引用:http://www.caname-jisha.jp/cms/?p=195

 

鳥居はなぜ倒れない? | 社寺建築の豆知識

詳しくはこのサイトを見ていただければと思うのですが(笑)

後程説明しますが、鳥居には大きく分けて2つの種類があります。

ここではそんな細かいことは無視して、鳥居のひとつひとつのパーツにも名前があるんだ程度にとらえていただければと思います。

 

結界を「またぐ」「開ける」ではなくて「くぐる」事が出来るという発明

 

で、ここで私が鳥居がすごいんじゃね?と思ったこと。

タイトルにもありますが、

 

結界をまたぐことなく、「くぐって」入る事が出来るという点です。

 

まず、鳥居というのは聖と俗を分ける門の役割を果たしていると上で説明しました。

ごくごく普通な事ですが、結界は途中で途切れていてはいけません。

端と端はつながっていなければいけませんよね。

 

そうなると、その結界に外から入るときに困りますよね。

結界の上を「またぐ」か、扉などをつけて「開ける」をするしかないと思います。

 

ですが、「またぐ」のは日本人の感性からして無礼な気がします。

扉をつけて「開けて」聖域に出入りするのは、結界を一時期途切れさせる事を意味します。

難しい概念かもしれませんが、扉も境目を作っているものとなるので、結界の一部になってしまいますからね。

 

こんなピンチ(?)に考えだされたのが、鳥居というシステム。

鳥居は結界の一部を上に持ち上げて、その下をくぐるようにして入ることができます。

要は、結界部分を笠木(かさぎ)というパーツが担当していて、その結界の下をくぐる事ができるのです。

 

こうして、結界を「またぐ」ことなく「くぐる」ことなく、「途切れ」させることもなく、我々日本人は聖域に出入りが出来ることになりました。

 

 

そもそも鳥居って誰が考えたの?

 

そんな便利な鳥居ですが、そもそもの所だれが考えたのでしょうか。

神道関連の用語や概念は起源がわからない事も多く、この鳥居の起源も詳しくは分かっていません。

今回は、鳥居の起源説をいくつかご紹介いたします。

 

八百万の神が鳥を鳴かせた説

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天照大御神がやんちゃなスサノオに切れて、おひきこもりあそばされた「天岩屋戸(あめのいわやと)」事件。

洞窟にアマテラスが引きこもってしまったので、世界が暗黒に包まれてしまいました。

 

八百万の神々がこの事態を打破しようと話し合ったときに

「鳥を木にとまらせてさえずらせれば、楽しそうだし出てくるんじゃね?」

というアイデアが出ました。

 

その鳥が止まった木をモチーフにして、鳥居となっている説。

 

「通り入る」がなまった説

これは語源ですが、「通りいる」→「とおりい」→「とりい」となまった説があげられますね。

 

ただしこれは鳥居のアイデアがどこから来たのかを説明するものではありませんね。

 

ユダヤ教由来説

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これは私の推している説です。

鳥居の着想は、ユダヤ教から来ているという説。

 

まず、ヘブライ語のアラム方言で、門の事を「トリイ」というそうです。

 

そしてヘブライ語を話す地域の神話で、こういった話があります。

 

ユダヤ人の過越祭(ペサハ)は、かの有名なモーセによる「エジプト脱出事件」(紀元前1290年)にルーツを持っているが、同じく日本の年越しも鳥居もこの大事件にルーツを持っているといえる。

モーセは、かたくなな心を持つエジプト王ファラオにヘブライ奴隷集団の脱出を認めさせるため、一種の“魔術競争”をしたのであるが、エジプト脱出前日に“殺戮の天使”がエジプト全土に襲いかかって来た。

その時、モーセヘブライ人たちに“殺戮の天使”の害に合わないためにと、玄関口の二本の柱と鴨居に羊の血を塗らせ、“殺戮の天使”が静かに通り過ぎるまで家の中で待つように指示したのであるが、これこそが鳥居のルーツであり、年越しのルーツである。

引用:http://inri.client.jp/hexagon/floorA3F_hb/a3fhb010.html

 

これが本当なら、多分これが鳥居の起源かな?っていう気がしてきますね。

 

 

鳥居に2種類あるって知ってた?

 

ちなみに鳥居には大きく分けて種類があるってご存知でしたか?

神明鳥居(しんめいとりい)と明神鳥居(みょうじんとりい)と、大きく分けて2つに分けられます。

 

神明鳥居

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神明鳥居は、一番上の笠木の部分が真っ直ぐストレートになっています。

シンプルな印象を受けますね。

 

 

明神鳥居

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明神鳥居は、一番上の笠木の部分が反っている鳥居の事をいいます。
すこしゴージャスな見た目になっていますね。

 

 

 

例えば神明鳥居や明神鳥居と一言でいっても、その中にも様々な種類の鳥居があります。

ちなみに材質や色もたくさんあります。

最近は鹿島神宮のようにチタン材を使った鳥居もあるとのことです。

 

ふと目にする鳥居ですが、いろいろと調べてみるのも面白いかもしれませんね。