神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

Yesはなぜ成功への近道なの??を考察してみた -映画『イエスマン"Yes"は人生のパスワード』

f:id:EitaMido:20190224184953j:image

 

ポジティブシンキングはあんまり好きではないけど、

理由もなくNoというのもあんまり好きではありません。

 

2008年にアメリカで公開、2009年に日本で公開された映画『イエスマン ”Yes”は人生のパスワード』を見ました。

 

これは、今までNoと言い続けてきたイヤ~なやつが、Yesと言い続ける事によって人生を変えていく物語です。

なんでもYesという彼の成功は、映画のご都合主義かと思ってしまうこともありますが、よくよく考えれば彼は成功者と同じ行動をとっているんだなって考えさせられます。

 

なぜYesということが成功につながるのかを考察していきたいと思います!!

 

 

イエスマン"Yes"は人生のパスワード』のあらすじ

 

銀行員であるカール(ジム・キャリー)は何事にもネガティブでノーとしか言わない男。3年前の自身の離婚を今でも乗り越えられずに、毎日をただ悶々と過ごしています。


そんな彼に助言をしたのが、友人であるニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)でした。ニックは自分自身を変えてくれた不思議なセミナーにカールを誘います。そこで行われていたのは、何に対してもイエスと言えば人生は変えられるというもの。


半信半疑だったカールでしたが、ある出来事が彼をイエスと言う男へと変えていくのです。そんなカールは、アリソン(ズーイー・デシャネル)という自分の思うままに生きる女性と出会い、人生が劇的に変化していきます。

引用:https://ciatr.jp/topics/232280より

 

Yesと言うことは、人生に参加する事である

主人公のカールは、自己啓発セミナーに行く前まではNoばっかりのイヤな奴でした。

友人の結婚パーティにも参加せず、上司の誘いも断り、ライブハウスの呼び込みからは「お前はどうせNoしか言わない」と声も掛けられない始末。

 

Noの理由がしっかりと物事に優先順位をつけた上でのNoであれば意味のあるものですが、「ダルいから」「家でビデオを見たいから」「行ってもあまり意味がなさそう」といったような自己中心的なNoばっかりだったのが悪かった。

 

結婚パーティーを断った友人からは「お前は孤独死してしまえ!」と罵られてしまいます。

 

YesとNoでは、自分の人生への参加度が違う理由

人は、ポリス的な動物である

 ーアリストテレス『国家』より

 

人間の人生というのは、自分ひとりで営んでいるものではありません。

まず親がいて、周りの人間に助けられ、社会の色々なシステムの上で、様々な人の影響を受けて生きています。

また、人だけではなく、周りの環境や出来事などにも影響を受けていますね。

 

つまり人生というのは、様々な人と出来事が織りなす、複雑なもの。

 

Yesというのは、そんな人生に積極的に参加をしていくことなのです。

Yesと言った分だけ、他人や出来事との接点が増えていきます。

そして人とのコミュニケーションや経験の積み重ねを振り返った時に、人生といえるのではないでしょうか。

 

だからこそ人生において「パスワード」となりえる言葉。

 

逆にNoと言い続けると、周りとの接点を自分から切っていくことになります。

友人に「お前、孤独死しろ」と罵られたときのように、Noという態度の先には孤独が待っているのではないでしょうか。

死ぬ最期に、俺の人生これでよかったのか?と後悔をしそうですね。

 

全てがつながってくる

なんでもYesという態度をとっていると、たまには悪いことも起きてしまいます。

主人公であるカールが、ホームレスに騙されるシーンがありました。

ホ「○○まで車に乗せてくれないか」→郊外の小さな公園まで運転する羽目に

ホ「電話を貸してくれないか」→ケータイの電池が無くなる

ホ「お金全部ちょうだい」→有り金すべてなくなる

 

で、郊外の公園でホームレスを送り届けた瞬間に、車のガソリンが無くなるというハプニング。

ケータイも現金もないのでタクシーも呼べず、歩いてガソリンスタンドまでガソリンを買いに行くことに。

 

Yesと言いつづけ、ホームレスと関わりを持ったはいいのですが、踏んだり蹴ったりの結果になってしまいます。

ですがガソリンスタンドで、偶然会った女性にバイクで公園まで送り届けてもらい、キスまでしてもらうのです。

 そしてこの女性がヒロインのアリソンで、物語を通じて愛を深めていきます。

 

 ホームレスに会わなければガス欠になる事もなかったし、ガス欠にならなければガソリンスタンドにも行くことは無かった。

ケータイをホームレスに貸さなければタクシーで帰っていたでしょう。

そして、ガソリンスタンドに行かなければアリソンに出会わなかった。

 

このように、起きる出来事は全てつながっていくのです。

ひとつのシーンだけで見ていたら胸糞悪いのですが、そのシーンがつながることで、結果的に幸運につながっていく。

 

人間万事、塞翁が馬ということわざ通りの事が起きていますね。

 

ここで大切な事は、Yesと言わなければ、そのチャンスはつかめなかったということ。

ホームレスなんて正直あんまり関わり合いたくないじゃないですか。

それにも関わらずYesといい、その出来事に参加をした事が大きなポイントだと思います。

 

全然関係のない経験を活用できる

この物語の最初の方で、主人公のカールは色々な習い事に手を出します。

ギター教室や韓国語教室に通いだします。

 

傍から見たら「それ、なんの意味があるの??」というような習い事ですが、これが活きてくる場面があります。

 

ギター教室→飛び降り自殺をしている人間を弾き語りで説得し、それがニュースになる

韓国語教室→友人の結婚式のイベントの幹事を任された時の店員が韓国人。その韓国人の接客は最悪でしたが、カールとの韓国語での会話により心を開くようになる。さらにその韓国人店員と仲良くなり、リストラされた元上司に紹介をする。

 

皆さんも何気なく身に着けた技能や知識が活きる機会があったと思います。

それは小さなYesから始まったことではなかったでしょうか。

 

なんでも少しやってみることを、関西弁で「いっちょがみ」と言います。

興味があれば「いっちょがみ」をしてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

Yesと言った先に新しい発見がある

 主人公のカールの仕事は融資を行うこと。

色々なビジネスの融資の判定を行っているのですが、彼はどんな融資の依頼にもYesと答えてしまいます。

有名人の似顔絵ケーキ(似ていない)にもYes、あろうことかバイクを買いたいから融資してくれという申し出もYesと。

 

普通であれば、そんなものにお金を貸しても回収できないのではないかと考えてしまいますよね。

 

ですが、このなんでもYesの融資が彼に幸運を呼び込むこととなりました。

すべて小口の融資で返済できる金額だったたため、返済率が90%を超えていたのです。

なおかつ大量に融資をしているため、ひとつひとつの融資は小口であれど、沢山の利子が入ってきたので銀行にとってはプラスになりました。

 

この一件が評価され、カールは出世していきます。

 

なんでもYesということで、思わぬビジネスモデルを発見できましたね。

現実はこんなにうまくいかないのは承知。

ですが、分かり切った事だけにYesといい、リスクがあるものにNoと言ってばかりでは予定調和でマンネリな世界になってしまいます。

たまにはリスクにYesといい、ブレイクスルーを起こしてみませんか?

 

Yesと言い続けることの弊害

一流の人は時間について毅然とした態度をとる 。これは 、生きている時間が有限であるという意識によるものだ 。彼らは時間を最も貴重な資源とみなす 。成功すればするほど断る機会が多くなるのは 、依頼が増えて時間が足りなくなるのを懸念しているからだ 。

--スティーブ・シーボルト

 

戦略やゴールに対しての優先順位を考えないといけません。

また、他人との関わりの中でNoと言わなければいけないこともでてきます。

 

作品中も、YESと言った弊害、Noと言えずなかったことの結果で主人公は散々な目に遭わされます。

 

ゴールに合わせて、それに必要ないものはNoわ、言うことも大切ですね。

 

 

とりあえず、前向きになんでもやってみよう

 

とはいっても、前向きになんでもやってみてもいいと思います。

 

この世は遊び場よ。

小さい頃は知っていたのに、みんな忘れちゃう。

-映画『イエスマン ”Yes”は人生のパスワード 』よりアリソンのセリフ

 

この世は遊び場に過ぎないのだから、なんでも経験して、やってみて、作って楽しんで行くべきと、作品のヒロイン・アリソンは言っています。

 

だからこそ、人生に参加するために、ひとつひとつのイベントへのパスポート「yes」は大切だと思っています。

 

見れば人生にポジティブになれる作品でした!