神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

タイ人がやさしい理由は、タイ仏教にあり!?タイ版の「宇宙貯金」、タンブンという思想とは。

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ほほえみの国、タイランド

(この書き出し2度目)

 

国民性というのは国ごとにありますが、タイの国民性としておせっかいな程やさしいということが挙げられます。

 

私もタイへ行き、様々なやさしさ(お節介)に触れてきました。

 

・財布を忘れた俺にご飯を出してくれる屋台のおばちゃん

・2日にわたって家に泊めてくれたお姉さん

・色んな所に案内してくれた女子大生グループ

などなど

 

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通りかかった屋台で、食べている客から「ご飯一緒に食べなよ」って誘われることもしばしばありました。

タイでの生活では、非常に楽しい思い出が残っています。

 

当時の私は「俺ってやっぱモテるなぁ~」と思っていましたが、タイの国民性を調べていくうちにそれは勘違いだったと思い知らされることになるのです。

いや、でもあの女子大生グループの誰かひとりは俺に気があったはずだと信じています。

 

実はタイ人の気質である「やさしさ」は、タイ仏教が影響しているとのこと。

いや、でもまぁ俺もタイじゃ「かっこいいね」って言われたからそれも大いに影響しているのですが。

 

 

 

タイ仏教の特徴、「タンブン(喜捨)」がタイ人のやさしさの源

 

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タイの国教は仏教です。

みんな敬虔な仏教徒ですよ。

そのためタイ人は仏教的な考え方をして、仏教的な行動をとることが多くなります。

 

そして、タイ人のやさしさは、タイ仏教の特徴の一つであるタンブンという考え方がベースにあると言われています。

 

 

タンブン(喜捨)とは?

タンブンを日本語にすると、喜捨=喜んで捨てるという意味になります。

 

捨てると言っても、生ゴミとか使用済みティッシュとかを捨てることでは無いですよ。

必要ないものであればみんな喜んで捨てますからね(笑)

俺なんて毎日♡使用済みティッシュを喜んで捨ててるしねww

 

それじゃぁタンブンは何を捨てるの?何の為に捨てるの?ということを今から解説をしていこうと思います。

 

 

タンブンは徳の貯金である!!

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・宇宙銀行、宇宙貯金

・徳を貯金する

日本でもひと昔前に流行りましたよね。

昔からの言い方だと「積徳」だとか「積善」とかいいますかね。

 

それをガチで行動レベルまで落とし込んでいるのがタイ人なのです。

 

良いことをすると徳が貯金され、今世か来世で良いことがありますよ。

というのがタンブンという考え方なんですね。

 

徳を貯金するためにはどうすればいいのか。

それは自分の労力やお金や時間、食べ物などを手放して他人に施してあげることと考えられているようです。

 

つまり喜捨とは、自分の時間やお金、食べ物を手放しなさいということですね。

しかも喜んで手放せと。

 

そうすることで、結果として自分に善が降りかかってくるのだと。

この前紹介した動画も、このタンブンの考え方が根底にありますね。

 

 

 

非常に素晴らしいこのタンブンですが、日本ではあまりこの考え方は受け入れられないのではないでしょうか。

だって非論理的ですもんね。。。

 

はい、それではタンブンの考え方を論理的に考えてみましょうかね。

 

 

タンブン(喜捨)のシステム・理屈とは?

 

因果応報という仏教の理論に根差しています

皆さんも因果応報という言葉は聞いたことがあるのでは?

 

因果応報とは、結果には必ず原因があるという考え方です。

良いことも悪いことも、何かしらの原因が積み重なって起こったものだと。

 

 

すべての結果には何かしらの原因があるのです。

その法則を因果応報というのですね。

 

 

タンブンとは、因果応報の法則を 自己の幸せの為に使うこと

 

仏教の世界観は、因果応報の法則で成り立っているとお話ししました。

 

すべての結果に原因がある。

 

それならば、好ましい結果にも必ずその原因があるのではないか?

 

自分が起こした良い行動が原因となって、幸せな結果を招いてくれるのではないか。

良い行動=徳を積めば、何かしらの幸せな結果やラッキーがやってくるに違いない!

 

これがタンブンの理屈なのですね。

 

逆に悪いことを積み重ねたら、それが原因となって不幸な結果が訪れるとも言えますね。

 

 

洞窟で遭難したタイ少年の父親の驚愕の一言

 

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2018年の6月23日に、タイのサッカー少年らが洞窟に入ったまま出られなくなった事件がありましたね。

約1ヶ月間も洞窟に閉じ込められた挙句、全員無事で救助されたという事件です。

 

全員救出されたというニュースを聞いた時にイヤッホォォォォウってガッツポーズした人も少なくないでしょう。

 

 

結局は助かりましたが、閉じ込められている間の親御さんたちは気が気じゃなかったと思います。

その時の、ある少年の父親のインタビューが心に残っていたので紹介をします。

 

「助かるかどうかは、息子の積んだ徳とカルマ次第だ」

 

つまり、今まで(過去世を含む)しっかりと徳を積んでいれば息子は救出されるだろうと。

息子の行動(原因)→救出されるか否か(結果)

これぞタンブンの考え方ですね。

 

 

じゃぁ結局タイ人は利己的じゃんけ!と思われた方

 

結局、タイ人のやさしさは、自分の来世や今世の為にやってるやんか!

まるで内申点を稼ぐためにボランティアをしてる学生みたいやんけ!!!

 

と思われた方もいるかもしれません。

 

ですが、多分そんな事は無いとおもいます。

タンブン(喜捨)という思想はあれど、タイの人はその為だけにやさしさを与えるわけではないと思います。

 

何かを施して笑顔でありがとうと言われました。

その時に「よっしゃぁあああ!!徳ポイント170ptげっとぉおおおぉお!」なんていう人いないでしょ。

素直にえへへへへ全然いいよぉ~♪って思うやん、普通。

 

タンブン(喜捨)の思想は、嫌いな奴に施すケースとか善行を説明する時には役に立ちます。

おら、ポイントたまるで良いことせーやってケツを叩くときとかね。

 

 

タンブンという思想はありますが、それに囚われずにタイの人からのやさしさを受けとってみてくださいね。

 

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