神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

大谷翔平選手の活躍で、「日本人選手すごい=俺すごい」とは誰も考えないので、安心して喜んでもいいと思います。

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メジャーリーグでは大谷翔平選手が3試合連続ホームランを打ちました。

見るのが楽しみな日本人メジャーリーガーが、イチロー選手以来こんなに早く出てくることに少し驚きを覚えています。

 

さて、もちろんツイッターや5ちゃんねるなどのネット界隈でも大谷フィーバーが巻き起こっていますが、その中で気になる書き込みがありました。

 

50名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [ニダ]2018/04/07(土) 23:15:37.18ID:m/g4Scnw0大谷すげー 
日本人スゲー 
そう言えば俺も日本人 
俺すげー 

この日本人の思考がきもい

 

上記の書き込みはほんの一例で、このような書き込みが何件も散見されています。

 

この発言の真意はわかりませんが、つまりこういうことを言いたいのでしょう。

 

日本人は日本への所属心を捨てろ

日本はすごくないと思い続けていてほしい

日本が元気になって勢い付くことをけん制している

 

非常に余計なお世話ですね。

なにか事前にけん制をしている、クギを刺そうとしている意図が感じ取れて気持ち悪いです。

 

 本来であれば

 

うるせぇばーーーか!

 

の一言で済ますべき意見なのですが、少し考えてみました。

 

 

 

日本人が、日本人選手の活躍を応援してもいい5つの理由

 

▼①同じ国の選手が活躍したからと言って、自分もすごいと自己投影する人は少ない

大谷選手がメジャーリーグで活躍した時には、日本の野球も捨てたもんじゃないな!と思いました。

日本の野球もやるやんけ!と少しうれしくなりました。

 

ですが、決して同じ日本人が活躍したからといって、自分自身もすごいとは思いません。

 

冒頭の掲示板の書き込みは、

大谷すごい→日本(人)すごい→俺すごい

という論理構成でしたが、ここがまず違っているのですね。

 

大谷すごい→日本(人)すごい という気持ちはもちろんあります。

大谷は日本の育成システムとNPB(と北海道ファイターズ)が育てた選手である事は間違いないですよね。

 

ですが、その次の

日本すごい→俺すごい

がつながらないのです。

 

例えば、大谷のライバルだった藤浪晋太郎選手や一緒にプレーをしていた選手などが言うならわかります。

ですが、直接に関係のない我々一般人が「自分すごい」となりようがないのです。

 

 

というよりも、国内で競争しているほとんどの日本人にとっては、日本人選手への自己投影は無意味なものですよね。

だって日本人すごい→俺すごいが成り立ってしまえば、競争相手の日本人もみんなすごいことになってしまいますから。

 

正直日本人すごい→俺すごいのロジックがわかりません。

 

アメリカに出張する機会があるので、女の子は口説きやすくなるかな?程度の期待はありますが・・・

 

 

▼②人間は、派閥を作りたがる生き物である

この世界に派閥に属していない人間はいません。

人が集まれば派閥が出来るのです。

 

同じ派閥=共同体に属する人が活躍をすればうれしいのは当たり前です。

同じ文化や言語、似たような考え方や認識を持つ人間が活躍をする姿は、それはうれしいものです。

なぜなら、自分と共通点がある人間に共感する能力が我々には備わっているのです。

それが人間の情であり、自然の摂理なのです。

特に同国の選手は境遇がわかりますから、感情移入がしやすくなりますよね。

 

逆に、自分とまったく接点のない選手は、無関心となります。

 

ちなみに、国内でも沢山の派閥があります。

分かりやすいのはスポーツのチームでしょう。

阪神タイガースという派閥に属している人は、阪神の選手が活躍すれば、例え外国人でもうれしいものですよね。

韓国が嫌いな阪神ファンでも、オスンファン選手だけは好き!というような方も多いはずです。

 

自分の所属している派閥は一つではなく、たくさんあるのです。

好きなアーティストやチーム、政治の主義、自分の使っているカメラのメーカー。

年齢や性別でも派閥は分けられますね。

その中の一つに、国というものがあるのです。

 

それなのに、国という派閥の概念だけ否定するのはおかしいと思いませんか?

国という派閥概念だけ否定する人には、何か意図があるように思えるのは私だけでしょうか。

 

 

▼③人の努力と成果に感動する事は当たり前のことである

スポーツを見て感動する理由は、努力をしていることをみんな知っているからです。

大谷選手も女や金には目もくれず、ひたすら野球に自己を捧げてきた選手です。

 

ドラッグが解禁になったら、スポーツを見る人は減るでしょう。

その成果に努力を感じられないからです。

 

同じ国で育った選手は、大体の努力の過程がわかります。

野球部ならこんな努力をしているんだろうなー、とか、

こんな生活をしていたんだな、とか

正しい正しくないは別にして、自分のイメージと重ね合わせることが出ますよね。

 

だからこそ応援したいし、結果が出れば嬉しいと思います。

 

 

▼④「自分も頑張ってみよう!」とシナジー効果をもらえる

 

自分と共通点がある人が頑張っていると、自分も頑張ろうという気持ちになります。

 

日本人すごい=自分もすごい、ではなく、

日本人が活躍している=俺も出来るかも!という希望も湧いてきます。

 

またスピリチュアル的にいうと、エネルギーを貰えるのです。

離れている相手でも、その境遇と感情に強く共感出来れば、そこに創造のエネルギーが生まれます。

 

スター選手ばかりを集めたチームが、そうでないチームに優勝を掻っ攫われることがよく起きますね。

強いチームというのは、こういったメンバー同士の相乗効果を上手く利用して試合に勝ってきているのです。

 

これは国や社会レベルでも同じ事。

仏教の言葉で、一燈照隅・万燈照国という言葉があります。

ひとりひとりがポジティブな相乗効果を発揮しあう事で、社会も明るくなってきます。

 

 

▼⑤日本人だから出来ないというメンタルブロックを外せる

 

日本人の信仰の中に、客人信仰・稀人信仰という考え方があります。

外国など、自分の共同体以外のところから来た者や人、知識を崇めるという考え方です。

それは自分の共同体以外のものは優れているというリスペクトの精神でもあります。

 

ですが、この客人信仰が自虐の精神を生み出すこともあります。

つまり、外国は優れていて日本はダメだなどという考え方に変化していく場合があります。

 

そして第二次世界大戦で敗戦した日本は、この自虐的な考え方を強くもっている時期がありました。

 

日本人だから出来ないという考えは、メンタルブロックと呼ばれています。

メンタルブロックとは、思い込みによって萎縮してしまい、本来のパフォーマンスや結果をを出せない状態のことをいいます。

 

日本人選手の活躍により、日本人=活躍できないというメンタルブロックを取り外されつつあります。

 

イチロー選手の活躍後、メジャーに渡る日本人の野手が増えましたよね。

これも日本の野球選手のメンタルブロックが解除されたいい例です。

 

 

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この記事を書いていて思った事は、やはり日本人選手すごい=日本人の俺すごいという論理がどうしても理解できないのです。

 

もしかすると、日本人以外の「同じ国の選手すごい=俺すごい」と自己投影する思考の方がわめいてるだけなのかと思います。

 

 

日本人であり、人の活躍を喜べる方や努力に共感できる方に関しては、素直に嬉しさを噛み締めていただければと思います。

 

自分と共通点がある人の努力や活躍に共感し、応援することは、自分にとってもかなりのメリットがあります。

 

是非、素直な心で日本人の活躍を応援しましょう!