神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

老害?「若いもんには負けん!」という言葉の醜さ

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昼間にバスに乗ると、周りは老人だらけ。

少子高齢化もここまで来たか…といったような感覚になります。

 

しかし、今は元気な老人が増えていますね。

若いもんには負けん!

というような言葉がそこかしこから聞こえて来そうな勢いです。

 

 

勝ち負けの世界で生きない

 

若いもんには負けん!という精神は褒められたものではないと思います。

 

若いもんと張り合ってどーすんの?

 

青年、壮年世代は、老人にライバル関係は求めません。

年齢を多く重ねた人間が、年齢が下の者と同じステージで戦おうとすること自体が老害と言われる所以なのです。

 

老年世代は、若い者に負けても良いのです。

彼らのステージでは彼らに道を譲りましょう。

 

情報過多の時代、老年世代はスキルも知識も青年・壮年世代より劣っています。

また、価値観やビジョンなども古く、これからの時代に対応できない、いわば前時代的なものをお持ちの方がほとんど。

 

それなのに図々しく同じステージに立つのは、彼らにとって迷惑きわまりないことなのです。

 

その代わり、老年世代にならないと分からない事もたくさんあるはずです。

また、精神的な拠り所としてのメンタルケア(説教ではない)なども老年世代でないと出来ないような事ではないでしょうか。

 

これからは

若いもんを包み込んで、導く

という言葉に変えてみたらどうでしょうか?

 

青年・壮年世代はメンターを必要としています。

若いもんとうまく折り合う事を考えた方が、きっといい余生を送れるのではないでしょうか。

 

 

若者のままの価値観はみっともない

 

若いもんには負けん!という言葉からは、精神的な未熟さが連想されます。

 

その心が「まだまだ元気な身体でいたい」という意味であっても、価値観や精神が未熟という印象は拭えません。

 

実際に、喧嘩をふっかけて来たり、訳のわからないクレームを入れたり、女の子に気持ち悪い感じでベタベタしたり…

 

などと若者気分が抜けてない老年世代を多く見かけます。

いつまでも若者の価値観を引きずっている。

 

若者の時に向き合い乗り越えていくべき問題であるにも関わらず、老年期になっても同じ問題を引きずっているのです。

 

精神的に老けこめとは言いません。

大人になって欲しいのです。

 

精神的な成熟度合いや価値観などに関しては、20代の若者以下の老年世代の方も多く見かけます。

 

 

カッコいい老人は、若さに執着しない

 

私がカッコいいと思っている老年世代の方は、若者と張り合おうとする人は一人も居ません。

 

私の尊敬するメンターのひとりがこう仰っていた事を思い出します。

 

「若さに執着することは、自分を否定すること」

 

「若い時と比べて、明らかに今の自分は衰えてるのはわかる」

 

老いは摂理なのに、若い時と同じような感覚で競争をすることは不自然だよなぁ。そんな自然の摂理を否定して、取り戻せない若さにしがみつくのは今の自分を否定してるってことだもんな。」

 

また、こうも仰っていました。

 

「やり切ってないから、まだそこに執着するんだもんな。若さに執着することは、若さを諦めきれてないんだよなぁ。若さに執着して、過去の頑張ってた自分を否定したらいかんわ。」

 

 

意味的にはなんとなく理解は出来るのですが、私ごときの人生経験では多分真意は掴めていないと思います。

ですが、非常にカッコいいなぁと思ったのは覚えています。

 

確かに、若者からカッコいいとされている老年世代の方も非常に多いですよね。

矢沢永吉さんや野村克也監督、吉永小百合さんなど、芸能界やスポーツ界にも多くいらっしゃいます。

 

その方々の中に、若いもんと同じノリで騒ぐ人や、若いもんと同じ土俵で戦っている人はほぼいないのではないでしょうか。

 

逆に梅沢富美男さんなど「老害」とネットで言われている方々は、騒いだり筋の通らない事を言ったりと、若者気分が抜けていませんね。

 

話し方や立ち居振る舞いが若いままの人も多から見受けられます。

それは若者がやるから映えるのであって、セックスアピールが低下した老年世代がやってもただただ醜いだけにうつりますね。

 

 

やはり価値観として、無くなっていく若さに執着しないことは、老年世代に求められているものではないでしょうか。

 

 

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人は必ず老いるもの。

だからこそ、老いることは否定したくありません。

 

逆に老いを利用して、どう魅力的に充実した大人になれるか。

 

そのお手本を是非見せていただきたいものです。