神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

国歌・君が代の現代語訳と平和的意味

 

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日本の国歌である君が代

軍国主義だのダサいだの暗いだの言う人たちもいます。

 

しかし、君が代は平和を望む和歌である事は、偏見なく普通に読めばわかること。

君が代超訳して、その意義を再確認したいと思います。

 

君が代

千代に八千代に

さざれ石の巌となりて

苔のむすまで

 

超訳   君が代の現代語訳

 

私が大事にしているあなたがいるこの世界が、

永遠よりも永く続きますように。

さざれ石のような、バラバラなひとりひとりが力を合わせて一つの大きな岩になるがごとく、皆が協力し合える世の中になれば、岩のように頑丈で強い平和な世界になります。

そして、岩に苔が生えるくらいに穏やかで、悠久な時間があなたに流れて行きますように。

 

 

君が代の「君」とは、その人が大事にしている人のこと

 

君とは天皇陛下であるという人がいますね。

ですが、江戸時代には「君」とは将軍をさし、原文の万葉集では恋人に宛てた文章と言うことになっています。

 

つまり、時代によって「君」の解釈や対象者は変わっているのです。

 

これはなぜ起きるでしょうか?

それは、和歌は見る人によって意味が変わってくるという性質によります。

和歌に決められた読み方はありません。

人の心の普遍性を歌うのが和歌なのです。

和歌を見た人のそれぞれの環境や状況に合わせて、意味は変わってきます。

いわば、和歌は読む人の心を映し出す鏡なのです。

 

それなのに、なぜ君=天皇であると頑なに主張するのでしょうか。

 

ですので、君=大切な人でいいのです。

それは親であったり、恋人だったり、妻や子供、友人や地元の人たちでもいいでしょう。

真心をもって敬える人=「君」なのです。

 

 

「さざれ石の巌となりて」に隠された4つのメッセージ

 

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さざれ石というのは、小石が集まってできた石のことをいいます。

小さな小石が集まってさざれ石になり、そのさざれ石がさらに集まって巌=大きな岩となる。

これが意味するのは、以下の3点です。

 

①小さなものが集まって大きなものになること

②グループ同士の和平

③永く、強く、壊れにくい頑丈なもの

 

 

つまり、小さなものが協力をしあい、そして壊れにくく耐久性のあるひとつのものとなるという事が連想されます。

 

また、それはゆっくりゆっくりと長い時間がかかることから、永続性のある繋がりという意味も含んでいます。

 

 

苔がむすと言うことは、穏やかな時間が流れるということ

 

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苔という植物は、みなさんご存知だと思います。

 

苔はどういう場所に生えるのか。

それは、静かで穏やかな場所に生えてきます。

 

モノがよく触れるような場所には苔は定着していきません。

 

なので「苔のむすまで」という部分は、平和で穏やかな中で、永続性が続いていくという意味を持ちます。

 

君が代は、「あなたに平和で満たされた時が永遠に続きますように」という祈り

 

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君が代を理解するときのキーワードをまとめてみました。

 

・大切な人の永遠の存続

・永遠の安息の祈り

・他者との協調と平和

・穏やかで悠久の時間

 

これはいわゆる天皇賛美、戦争肯定の歌ではないのです。

 

国家安泰の歌であり、恋人へのラブソングであり、家内安全であり、大切な人への祈りなのです。

 

あなたにも大切に思っている人がいることでしょう。

その人が悲しんだり、苦しんだりする顔は見たくないですよね?

 

実は君が代は、大切な人の利益を積極的に願っていません。

大切な人が得をして、大金持ちになって欲しいとか成功して欲しいとかいう歌ではないのです。

 

ただただ、安全と無事と平和を祈ること。

苦しい思いや悲しい思いをしませんようにと祈る歌なのです。

 

それが個人の幸せに繋がり、家族の安定につながり、近所の団結に繋がり、国家の安泰に繋がります。

そして全ての国家が安泰したら、そこに世界平和が生まれていきます。

 

それこそが日本国の精神である「和をもって尊しとなす」なのです。

 

2018年のワールドカップも近くなりました。

君が代を耳にする機会も増えるでしょう。

そのときは是非、この記事の君が代の意味を思い出してみてください。