神道的生活

神道とは、人生を充実させることと見つけたり

古今東西、人間のサガは変わってないが…

時代が変わっても人間は変わらないと良く言われます。

 

同じような奴がいれば自分と比べたがる、人よりも目立ちたい、寂しくなったら肌の温もりを求める、好きな人に恋人ができて嫉妬する…

今も昔も人間の性(サガ)は変わっていません。

 

神代の物語と言われている「古事記」「日本書紀」から、「源氏物語」や落語、現代のドラマに至るまで、人間は変わらないものだと思い知らされます。

 

しかし、人間のサガは変わらなくても、大きく変わったことがひとつあります。

 

とても当たり前なことですよ。

怒られるくらい当たり前なことです。

 

 

昔と大きく違うこと…

 

それは科学技術が進歩したことです!

昔に比べて質や量共に科学の恩恵を受けることができています。

 

知ってたよ!って言わないで下さい。

 

ここからが本題ですから笑

 

前述したように、人間のサガは変わりません。

ですが科学技術が進歩したことは、よく考えるととても恐ろしいことなのです。

 

人間はそのサガを満たすために科学技術を利用しているのです。

そして、信頼や安心、尊敬という、人間が昔から築いてきた社会的システムが不能になりつつあります。

 

なぜなら、科学技術が人間のサガを満たすために発展してきたからです。

 

科学技術の恩恵を受けることができるのは、企業のおかげですよね。

企業が科学技術を製品化して、安く売っているから、それを使うことができる。

企業も、製品はたくさん売りたいですよね。

製品を売るための鉄則は、人のサガを満たすもの、掻き立てるものを作って売ることです。

そうなると、より人のサガを満たすものを作る方向に進歩していきますよね。

 

そうやって作り上げられたのが、現代の科学技術です。

 

そして多くの人が、科学技術を際限無く、無鉄砲に、欲望を満たすという一面しか見ずに突き進んできた結果、人間の社会的システムにヒビが入ってしまいました。

 

出会い系ですぐ不倫ができる、自分の自己顕示欲をSNSで世界に写真付きで拡散できる、欲しいものがワンクリックで手に入る、学校裏サイトやラインのグループのように自分の知らないところで陰口を叩かれる…

 

こういったサガは神代の時代からありました。

ですがすぐにそのサガに従った行動は出来なかったのです。

だからサガ→行動の間にクッションが入り、自分を見つめ直す時間がうまれたのです。

 

ですが、現代ではサガに従った行動はすぐにできます。

またそれをする事が推奨されてもいます。 

そして

・自分もやっているし、他人もしてる、あの人も恐らくしてるだろう…という人間不信

・自分もやらなきゃ損!

となります。

 

その人間に対する不信などが自己中心的な考えや行動を生みます。

こうして人間の信を基盤とした、信頼や安心などという社会的なシステム、インフラは崩れていくのです。

 

今更科学技術の恩恵を受けることを止めることはできません。

私もそうです。

ですが、科学技術に使われるのではなく、しっかりデメリットも考えること。

そして客観的に自分を見て、超えてはいけないラインを線引きすること。

ひとりひとりが意識すれば、子々孫々に影響は出ないでしょう。